Beginners Standard Set - Cat
(ニンナナンナデリカ/初めてさんセット) ・・・初めての手作りご飯 基本セット 猫用
スタンダードな鶏肉部位とベースフードをセットした、基本セットです。
ビギナーさんや手作りゴハンにお悩みのネコちゃんは、ここから始めましょう♪
ネコちゃんの手作りゴハンは難しい?!
誰かの手作りゴハンレシピをマネしてみても、
お肉だけ食べてあとはプイッ♪、、、なんて、ご経験のある方は多いでしょう。
貴方が食べて欲しい食材を、本当にネコちゃんが食べたいのか?
貴方が調理した食材が、本当にネコちゃんに食べられるのか?
そのしきい値が千差万別とも感じるのが、ネコちゃんなのです。
兎に角、「あれ嫌い!」「コレ嫌い!」がお仕事のように感じてしまいますよね。
しかし私たちが諦めてしまっては、ネコちゃんのチャレンジはそこで終ってしまいます。
先ずは一口から・・・、それで良いじゃないですか?
その一口に見合う食べ方を、基本セットから見つけていきましょう。
お肉: 喜んで食べることと 食べてよいものは違う
お口が厳しい分だけ、食べてくれるもの・食べたがるものを選びがちですが
お肉であっても、お魚であっても
お口に任せていれば、自ずと『高タンパク食』になってしまいます。
では、食事量を減らしますか?・・・・・全体量を減らせば他の栄養素群も減ってしまいます。
タンパク質量を減らせば良いのでしょうか?・・・・・・答えはNO!
重篤な腎不全のネコちゃんに、低タンパク食では衰弱が進んでしまうことが意味するように
他のシッポさんよりもタンパク質が貴重な役割を持つのがネコさんです。
必要なタンパク量を、初めてサンセットの上質のお肉で確保することから始めましょう。
ベースフード: タンパク質を安全に摂取するために
お肉を安全かつ効率的に消化するためには、
消化物をまとめたり、腸内細菌の活動を維持するベースフードが必須です。
ベースフードは、穀類・野菜・果物・発酵食品で作られますが、
例えば穀物の消化だけを考えても、「大きな個体差」があります。
普通に炊飯した白いゴハンをパクパク食べられる仔や
シッカリお粥ですらパール粒程度で精一杯の仔もいます。
個性の違うベースフードをブレンドにて利用することで、
わが子にピッタリのベースフードバランスを見つけましょう。
・キャットチーボ: お粥・野菜果物・発酵食品のペースト
・キャットインサラータ: 野菜果物のペースト
ブレンドを極めても あと一歩 の不足を感じられる場合は・・・
・蒸しカボチャ、焼き芋のペーストを自作してプラス♪
・フルーツザイム、ピアットα、カーボαをプラス♪
正しく免疫を活躍させる腸内細菌を育てるため、穀類は必要です。
食べなければ適切な腸内環境は保つことができません^^
おなかの保ちや解毒のため、食物繊維はシッカリ必要です。
食べなければ毛玉は出せません^^
(おなかに入ったネコ砂も同様です。)
チーボとインサラータで上手におなかを守りましょう♪
サプリメントも重要な食材です
ベースフードで野菜果物を加えていても、ネコちゃんに必要なビタミンミネラルは賄えません。
あえて例えるならば、AAFCOの基準にすら満たないのです。
リン排除のためのカルシウム利用だけでなく、
十分なビタミンミネラルを網羅して、安全なゴハンを作り上げましょう。
(リン排除のためのカルシウム利用はこちらを参考に…)
醗酵・熟成を味方に付けて
切って盛るだけのゴハンでは、お肉だけを選り分けて食べちゃいます。
これが「ヤッパリ肉食なのね・・・。」と思わされる瞬間です。。。><
けれどもそれを続けていれば 『病気』が近づいてきます。
苦手なものを克服しなければ“手作りローフード”を頑張る意味も半減します。
ついついお肉に偏るネコちゃんが、安全に効率的な栄養摂取するために、
植物性食材、動物性食材、どちらも半消化状態で混ぜ込んだゴハンを作ります。
もちろん「作る」と「食べる」、最初はどちらも初心者サンですから、
基本セットに付属するリーフレットに沿って、「量る」「混ぜる」に慣れましょう。
ゴハンが全部一体となったところで熟成タイム。
発酵が促されることでプックリ膨らみ、半消化状態のゴハンが出来がります。
ネコちゃんが戸惑う時は・・・
・スプーンで一口ずつ勧めてみましょう。
・指先につけて一舐めずつ勧めてみましょう。
・人肌温度の湯冷ましで、少しのばした方が食べやすい事も。
・ゴハンの温度が下がっていれば、再度湯煎して人肌温度にしましょう。
・温度が低い方を好むネコちゃんもいますので、冷ました状態もチャレンジしましょう。
・元気な若いネコちゃんは、脂肪分多めのセーリオ多めから挑戦。
・コルテッロは全年齢に食べやすく、療養中やシニアちゃんはこちらを選んでください。
・高機能パイウォーターMRN-100を食前に摂取し、お口の粘膜を保護することも有効です。
・がごめ昆布を混ぜ込んで、ネバネバのまとまり力で飲み込みやすく。
・お気に入りの補助食ウエットフードをトッピングしても良いでしょう。
(ウエットフードのお肉分だけ、手作りゴハンのお肉は減らしてバランスを保ちましょう。)
・パワーセットと合わせて嗜好性を探ることもオススメです。
スープ用丸鶏のツッパスープを混ぜ込んで香り良く美味しく♪
キンカンのフォルケッタをトッピングし、とろ~りソース風に♪
トサカミンチのクレスタを混ぜ込んで、ねっとりまとまり良く♪
お口に運んでくださるキッカケが見出せない時は、ご遠慮なくご相談ください^^
正しい栄養バランスが、正しく体を守ります
病気やデキモノを、早く治すには・・・正しい栄養が必要です。
病気やデキモノを、起こらないようにするにも・・・正しい栄養が必要です。
正しい栄養バランスは、
健康維持に必要な「ホルモン」「免疫」「神経」からなる、
体のホメオスターシス(恒常性)を守ります。
一見、栄養バランスと無関係のようなデキモノだって、免疫の作用で小さくなれるのです。
コツコツ退治してもらうには、コツコツ正しいゴハンを食べましょう♪
体はみ~んな繋がっています(^^)v
手作りゴハンに必要なアイテムは、本館ショップ(常温・冷蔵便専用)からご用意いたします。
ご不明点はお問い合わせください。