フォンテについて
【飲むサプリメント】 Fonte(フォンテ)について
中国、朝鮮半島、日本、ロシアの一部山岳地帯の(標高500〜1,900メートル)の野山に
自生している落葉蔓性低木のひとつ。 「猫にマタタビ」でお馴染みのあのマタタビです。
学名 : Actinidia polygama
和名 : マタタビ
別名 : モクテンリョウ、夏梅(ナツウメ)
漢名 : 木天蓼(もくてんりょう)
英名 : Silver vine
科・属 : マタタビ科・マタタビ属
原産地 : 日本、朝鮮半島
特性・用途 : 観賞用、食用
フォンテの原料となる木天蓼は、日本国内に自生する天然のマタタビから採取した虫こぶを、
専門業者さんが加工してくださっています。
古くは『本草和名』(918年)に
「和多々比(わたたひ)」として
登場するほど日本人には馴染みかあり、
九州から北海道の全域で目にすることが出来る植物です。
「マタタビ」と名付けられた由来として、
「その昔、疲れた旅人がマタタビの実を食べたところ、
元気を取り戻し、再び旅を続けることが
出来るようになった。」というお話を、
耳にされた方も多いのではないでしょうか。
マタタビの実にはそうした秘められた力が備わっています。
落葉の低木。茎は蔓になり、
若いうちは茶褐色で成長と共に
黒っぽい紫がかった茶色になります。
6月-7月の花期になると、葉の一部は白くなることが特徴。
白化の原因は解明されていませんが、葉の表層が浮き上がり、
そこに空気が入り込むことで光を反射するため
白く見えています。
この頃の季節に、山や雑木林で 白っぽい葉を付けた群生を見かける方も多いのではないでしょうか。
6月から7月にかけて、
直径2 cmほどの白い花を、下向きに咲かせます。
葉っぱの裏側に咲くため、あまり人目には触れませんが、
梅を思わせる可愛い花です。
夏梅の別名が付けられたことも頷けます。
花の寿命は2〜3日、可憐なだけに儚さすら感じます。
花の後に実を結びます。
果実は2 - 2.5 cm のどんぐりに似た細長い楕円形で、
先端はどんぐりよりも尖っています。
晩秋に黄緑色~橙色になり軟らかに熟します。
採取時期 9〜10月ごろ
食用として利用される点では共通ですが、
ナツメではありません。
キレイなドングリ様の形をしたマタタビの実は、
食べられる山野草として、塩漬けのほか
若芽:おひたし、和え物、炒め物、天ぷらなど
花:おひたし、甘酢漬け
果実:果実酒、漬け物、生食など の食べ方があります。
蔓や葉っぱは代替医療製剤(薬用植物)としての効果があり、
大量に食べると軽い幻覚作用をもたらします。
似た様な作用を持つ植物にバレリアンがあります。
未完熟の若い実は辛いため、そのまま食べることは出来ませんが、完熟の実は甘く、生のままでも食べられます。
遠い昔、、、歩き疲れた旅人なら思わず口にしたことでしょう。
断面はキウィそっくりで、両者が仲間であることが一目瞭然です。
さて、、、そうした実の一部に「ちっちゃいカボチャ!」を連想させる形の子たちがいます。
これこそがフォンテの原料となる 正常ではないマタタビの実 です。
蕾にマタタビミタマバエまたは
マタタビアブラムシが寄生すると、
その身は食用には適しません。
但し、こうして虫こぶ(虫えい)となり異常発育すると
冬虫夏草(昆虫に寄生したキノコ)のように
正常な実よりも薬効効果が格段に高くなります。
生薬で言うところの木天蓼(もくてんりょう)または
木天蓼子(もくてんりょうし)と呼ばれるものがこれにあたります。
中医学・韓医学の生薬として利用される木天蓼は、
滋養強壮、健胃、消化促進、利尿・疲労回復(解毒)、
鎮痛、保温、血行促進、抗炎症などを目的にします。
神経痛、肩こり・関節やリウマチの痛みの緩和、冷え性、
不眠症、咳止めといった諸症状の緩和を目的とした
民間療法としても古くから用いられています。
フォンテをオススメする最大の理由がココにあります。
ネコサンが好むマタタビですが、木天蓼であっても、それを粉末で大量に舐めれば
アレルギーや呼吸不全、中毒症状を起こす場合があります。
・・・・・発熱時や心臓疾患がある場合は避けていただくことをオススメ致します。
一方、フォンテの場合は有用成分を抽出した生薬としての摂取のため、
強い陶酔作用はありませんが、アレルギー等の心配は一切ありません。
ほのかな香りでもネコサンには「♪♪」がちゃんと伝わります。(*^_^*)
・・・・・「ネコさんにマタタビ」 よりも 「ネコさんにフォンテ♪」 です。
ネコサンもワンちゃんも、ゴハンに振りかけて差し上げてくださいね。